今日は就労支援事業所について語ります。
アロハのような就労支援事業所は、社会に出て働くスキルを学んだり、作業をして工賃を得ることのできる場所です。
それに加えて、通うということが価値のある場所なのではないかと思うのです。
就労支援事業所には、人がいます。
あいさつの価値
家で一人でいたらできないこと、それが「あいさつ」です。
あいさつには大切な意味があります。
それは、相手の存在を認めているということ。
あいさつをするいう行為そのものが、相手を認める行動なのです。
相手を認める、相手の存在を認めることを、英語でAcknowledgement(アクノレッジメント)と言います。
アクノレッジメントは了承・認証という意味がありますが、人に対して使う時は「その人の存在そのものを認めてあげる」という意味合いが強くなります。
あいさつはその日最初に出会った時にしますね。
最初に、相手の存在を認めてあげる。
それも、お互いに認めてあげる。
それがあいさつです。
そうしたあいさつがライフワークの中にあるだけで、毎日の心のありようが変わってくると思うのです。
就労支援事業所には、人がいます。
就労支援事業所には、たくさんの人がいます。
もちろん、人と関わるのが苦手な方や、一人が好きな方は配慮されますが、やはり施設内には人がいます。
人がいるという空間に慣れていく、人と関わることに慣れていく場所、コミュニケーションについて学んでいく場所として就労支援事業所は大きな意味を持つのではないでしょうか。
無理なく他人の存在に慣れていく場所、そんな場所が世の中に必要とされているのだと思います。
季節の流れを感じるということ
就労支援事業所に通うのは、電車であれ、送迎であれ、歩きであれ、移動が伴います。
移動をすると、外の風景を見ることができます。
これは、生活の中で非常に大切な時間なのではないかと思うのです。
外に出て、外気で四季の変化を感じる。
町の移ろいを見る。
そうした時間が生活をより豊かに彩ります。
現代人は季節の変化や、自然の動きから離れるような生活になってしまいましたが、より自然を体で感じるために定期的に外に出て移動をするというのは非常に有意義なことです。
alohaも季節を感じる事のできる事業所にしたいな〜。(^_^)