“We are approaching SI unit inch by inch.”【aloha川越 vol.68】

こんにちは。
今日も徒然なるままに硯に向かって日々の出来事をそこはかとなく書きつくる所存です。

本日のトピックは体温測定です。
熱病の流行に備えて、aloha川越では来所時に体温測定を行うことにしているのです。

ハルビン仙徳技術開発株式会社

しかし、この日は皆々の様子がどこかおかしいのでした。

こちらの写真をご覧ください。

何かの拍子で体温計の単位の設定が摂氏から華氏に変わってしまったのでしょうか?
そうとは知らずに97度の体温を検知した短時間労働者の職員A野さんは周章狼狽、まさしく不明の高熱によって右往左往するしかない様子でありました。

結局、施設長がハルビン仙徳技術開発株式会社製体温計のスイッチ類をいじりまくって摂氏に戻って一件落着なのでした。

しかし、考えてみれば同じことを表すのに単位がいくつも存在するというのは少々厄介な話なんですね。
もし、この世界に温度を表す単位がケルビンしかなかったら、職員A野さんは右往左往せずに済んだことでしょうに。

1999年、米国の火星探査機マーズ・クライメイト・オービターメートル法ヤード・ポンド法の違いによる軌道計算ミス(凡ミス)により墜落したそうです。

筆者はいつだったか、どこかで次のようなジョークを聞いたことがあります(調べてみてもジョークの出典はわかりませんでした)。
“Why don’t Americans use the SI unit?” 「なぜアメリカ人はSI単位系を使わないんですか?」
“We are approaching SI unit inch by inch.” 「私たちは少しづつSI単位系に近づいているのです」

今回はこんな感じです。
Bye✋